「阿佐ヶ谷遊覧」を辿る

2007/06/06 ラピュタ阿佐ヶ谷潜入記

阿佐ヶ谷の名物的建築物、ラピュタ阿佐ヶ谷の内部を見学する機会を得ました。
ラピュタ阿佐ヶ谷は「阿佐ヶ谷遊覧」のあびゅうきょさんも四回にわたって描かれている建築物です。
阿佐ヶ谷遊覧の各エントリと共に写真をお楽しみください。
『８９.ラピュタ阿佐ヶ谷１?一眼の怪物?』

天空の城が舞い降りたかと思わせるようなその外観と緑に覆われた様子を示す完成予想模型。実際にはこれほど緑が豊かにはなっていませんが、それでも十分な迫力がある建築物。

『９０.ラピュタ阿佐ヶ谷２?天然木の階段?』

『阿佐ヶ谷遊覧』にも書かれているように、ラピュタ阿佐ヶ谷の階段は全て天然木。
弧を描きながら空へと伸びる。

レストラン「山猫軒」と同じ位置にあったいろり。

『９１.ラピュタ阿佐ヶ谷３?土の匂い?』

普段は閉鎖されているこの階段。
あまりの急勾配とカーブの描き方に目眩を覚える。

らせん階段を上から見たところ。
カーブの描き方が美しい。でもちょっと怖い。

『９２.ラピュタ阿佐ヶ谷４?屋上の風車?』

屋上にたどり着いたら、にわかに雲が出てきて上手く撮影出来なかったのだけれども、今でも風車は回り続け、発電を行っている。
「ラピュタ全館の電力を賄うことは出来ないんですけどね」と館長さんは仰られていたけれど、ラピュタ阿佐ヶ谷が出来てからずっと此処に建ち、阿佐ヶ谷の歴史を見つめながら電力を作り続けているのだ。

屋上から見た景色。
中央線のオレンジ色が、阿佐ヶ谷の街を駆け抜けてゆく。

2007/06/06

2006/02/08 阿佐ヶ谷と宮崎アニメの意外な関係

先日テレビで「風の谷のナウシカ」をデジタルリマスター版で放映していたのですが、
阿佐ヶ谷遊覧のサイトにこんなページがありまして。

当時、阿佐ヶ谷にあったアニメスタジオ『トップクラフト』であの有名なA氏は『風の谷のナウシカ』制作スタッフとしてひたすら、この阿佐ヶ谷の地で巨神兵の原画を描いていたそうだ。
３９.シュガータウン阿佐ヶ谷?神は天にいまし。すべて世は事もなし?

此処に登場する「A氏」なる人物が誰なのかは読者諸兄のご賢察にお任せするとして、
私はこの記事を読むまで二つの事実を知らなかった。
一つは「風の谷のナウシカ」はスタジオジブリではなく、トップクラフトが制作した
という事実。
もうひとつは、トップクラフトという会社が阿佐ヶ谷にあったという事実。

そう。アニメ「風の谷のナウシカ」は阿佐ヶ谷で生まれたのです。

トップクラフトは、その後スタジオジブリに組み込まれる形で発展的にその活動を休
止したのだそうだけれど、私は阿佐ヶ谷が「風の谷のナウシカ」が作られた場所であ
り、宮崎駿さんはじめ沢山のスタッフが阿佐ヶ谷の街にいたという事実がとても嬉し
かった。

杉並区はアニメの街と言われますが、阿佐ヶ谷はそんなにアニメの街じゃないような
気がしていましたが（勿論、ラピュタで素晴らしいアニメ作品の数々が上映されては
いますけれども）、日本を代表する宮崎駿さんの代表作と言っても良い「風の谷の
ナウシカ」の故郷である、と考えれば阿佐ヶ谷もアニメの街なんだなあと感慨も新た
にしました。

2006/02/08

2005/08/24 阿佐ヶ谷にそびえる天空の城

「阿佐ヶ谷遊覧」の中でも４回に渡って紹介されているユニークな形の建物、そ
れがラピュタ阿佐ヶ谷だ。
映画館、劇場、レストランが入ったこの建物、ふゅーじょんぷろだくと、という出
版社さんが建てたもので、公共建築物ではないというのも面白い。

この建物が何故ラピュタと言われるのかは様々あるようで確証には至っていない。

こういう建物が建っていると、異様な感じもしそうな気がするけれど、意外にすん
なり溶けこんでいるように私は感じる。
それもまた、阿佐ヶ谷という街の魅力なんだろうか。

そうそう。
レストランには「山猫軒」という名前がついているのだけれども、特に太った人や、
若い人を歓迎しているようではなさそうです。
勿論耳に塩を塗り込むような事もね（笑）

ラピュタ阿佐ヶ谷のＨＰ

「阿佐ヶ谷遊覧」内紹介ページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/yuran/yuran89.html
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/yuran/yuran90.html
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/yuran/yuran91.html
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/yuran/yuran92.html